根気よく磨いた結婚指輪

ふたりで手作りした結婚指輪。
プラチナとゴールド、それぞれ地金からの制作です。

oval(平)をつや消し加工しました。
女性のリングにはオプションでダイヤモンドを1石留めました。

おふたりともつや消しと鎚目、どちらのデザインにするかすごく悩まれていました。
彼はどちらかと言うと鎚目が好きそう。
彼女はダイヤモンドを留めたいと言う希望があって、ダイヤモンドがきれいに見えるのはつや消しかなぁ、と。

結婚指輪だからお揃いのデザインにしたいけどな…どうしようか…となっていた時に、彼が
「ダイヤモンドが映えるのはつや消しだからつや消しにしよう！」と。

つや消しは、ある程度ピカピカに磨いてからつや消し加工をします。
彼女は彼の幅広の指輪をすごく丁寧に磨いてくれました。
番手の細かな紙やすりで磨くと、見えなかった粗い紙やすりでついた傷が浮き上がってきます。
傷を見つけるたびに粗いやすりに戻り、根気強く全ての傷を取ってくれました。

彼女の指輪はやさしいつや消しに、彼の指輪は少し荒々しい感じに仕上げました。