ふたりで手作りした結婚指輪。
プラチナ地金からの制作です。
お互いの指輪を作り合いました。
oval(平)を少し丸く削り出し、ピカピカに磨きました。
幅が細い指輪がいいな、と彼女。
atelier ITSUMOで用意している地金で幅が細いのは1.8ミリのovalです。
でも、丸いフォルムも好き…ということで、ovalを丸く削り出しました。
平べったい指輪を丸くするのは、かなり根気が要ります。
特に、彼の幅広の指輪を丸くするのは大変です。
彼女は彼の指輪をがんばってがんばって削ります。
指輪を支える左手がしんどいんです。
ちゃんと支えないと指輪がぐらついて作業しにくいですし、きれいに削れません。
「やすりで削り出ししてる時、嫌気がさしそうでした」
彼は彼女の左手がしんどそうな様子を見て、
「これくらいの丸さでいいよ!」と言ってくれますが、彼女自身が納得いきません。
納得いくまで、本当にがんばって削ってくれました。
少しずつやすりに慣れてスムーズに削れるように。
「明日は左手と肩の筋肉痛が怖いです」
彼は、彼女ががんばってくれている間、丁寧に磨いてくれました。
「こんなにピカピカにできるんだ」
ふたりとも、お互いのためにがんばってくれました。
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