おばあさまの形見の指輪を溶かして、新しい家族の指輪にしたいとご相談いただきました。
溶かし合わせたり、作りたい指輪の形やサイズに地金を合わせるのは、力とコツが必要な作業なので、お預かりして職人の私が加工しました。
3本の指輪を作ります。
形見の指輪だけでは足りないので、足りない分を足して溶かし合わせます。
![結婚指輪の材料となる形見の指輪](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4884のコピーhp-1024x692.jpg)
*お預かりした指輪とk18を溶かし合わせる
![形見のリングが溶けだした](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4888のコピーhp-1024x692.jpg)
*溶かした地金をインゴットの型に流す
![溶かした地金を型に流してインゴットにする](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4890のコピーhp-1024x692.jpg)
*金鎚で叩いて地金を締める
この作業が大切です。ちゃんと締めておかないと、地金を延ばしている途中に、地金が割れたりします。
![金鎚で叩いて地金を締める](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4897のコピー-1024x1024.jpg)
*ローラーで細くする
![ローラーで結婚指輪の材料を伸ばす](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4907のコピーhp-1024x692.jpg)
*線引き板で作るサイズまで延ばす
![結婚指輪の材料を線引き板で延ばす](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4915のコピーhp-1024x692.jpg)
上手くいきました♪
![結婚指輪の材料が出来上がり](https://atelier-itsumo.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4925hp-1024x692.jpg)
明日、この地金を使って自分たちで指輪を手作りされます。
楽しんでいただけるように、がんばってサポートします。
二階の加工場、少し片付けて写真撮ったけれど、それでもごちゃっとしてる…
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