結婚指輪をMetal Work(地金からの制作)で制作する場合、地金はあらかじめそれぞれの幅と厚みにして用意しています。
おふたりは、ご希望のボリュームの板を丸めるところからの作業となります。
今日は、プラチナの地金の在庫が減ってきたので、pt900の材料を買いに行き結婚指輪用のサイズに加工しました。
地金屋さんから購入してきたプラチナ。約25g、約6mm角の棒材です。
これを細くして、結婚指輪のサイズにします。
まずは、ローラーで だいたい3mmくらいに 細くします。
ローラーをかけると、端っこが汚くなってくるので、溶かしてきれいにします。
線引き板に通るように、端をすこし細くします。
線引き板で少しずつ丸めていきます。ギリギリ通らない穴に入れて引っ張ります。
1つずつ小さな穴に通していくことで、断面が四角だった線が丸くなります。
丸くなってくると、バリができます。そのバリをやすりで削りながら、小さな穴に通していき完璧な丸にします。
きれいな丸になったら、結婚指輪のサイズになるまで細く伸ばします。
今の状態で2.7mm。完成です!
これを厚み1.5mmまでローラーをかけてつぶすことで、幅3mm、厚み1.5mmのovalの材料が出来上がります。
結婚指輪を制作する時は、ご来店いただき制作する指輪の幅を決めて指のサイズを測ります。
それから、私(職人)が2階にあがりサイズ通りの結婚指輪が出来上がるように用意した地金を切ります。
少しお待ちいただく時間があります。ちょっと待っててくださいね。
コメント