ラフに丸めた地金の端と端を“やっとこ”でぴったりとくっつけます。
ぴったりとくっついていないと、ロー付け(溶接)した時に隙間ができて強度に関わります。
結婚指輪を手作りする工程の中で一番難しいかもしれませんが、ふたりの様子を見ながらたーくさんコツを教えますので、一緒に頑張りましょう。
また、幅が広い結婚指輪の場合、女性の力では難しいかもしれません。その時は、男性が手伝ってあげてくださいね。
やっとこの使い方
このやっとこは片方が平でもう片方が丸くなっています。
結婚指輪の内側に傷をつけないように、丸い方を内側に当てます。
端のところを、『折る』つもりで曲げます。
両方の端を折り、ぴったりと合わさったらこの工程は終わりです。
簡単そうに見えて、なかなか難しい。地金は柔らかいようで硬い。
ちょっとしたコツをつかむと、なんてことないのですが・・・
どうしても難しい時は、職人の私が少しだけお手伝いします。
難しいといえど、少しお手伝いしてできなかった人はいないので、絶対にできます。
ご安心くださいね。
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