結婚指輪の端と端をよりぴったりと合わせるために、一度合わせ目に糸のこを入れます。
そうすることで、糸のこの刃の幅で平行に隙間ができるので地金を寄せるとよりきちんと合います。
糸のこで切るというより、合わせ目に糸のこの刃を通す、という感じです。
この工程はかなりコツが必要です。
また、指輪が動くときれいな隙間ができないので、動かないようにしっかりと左手で支えることが大切です。そのためには左手の力も必要になります。
ぜひ、やってみたい!という方はおっしゃってくださいね。
基本的には職人の私がします。

平行に隙間ができました。
やっとこで少し曲げて、端と端をよりぴったりと合わせます。

隙間なく端と端が合いました。
次は一番の山場、ロー付け(溶接)です。
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