手を真っ黒にしながら磨いた結婚指輪

手を真っ黒にしながら磨いた結婚指輪ブライダル

ふたりで手作りした結婚指輪。
プラチナ地金からの制作です。
お互いの指輪を作り合いました。

half round(甲丸)をピカピカに磨きました。
彼女の指輪にはオプションでダイヤモンドを1石留めました。

粒度の違う4枚の紙やすりで磨きます。
最初の2枚は私がアドバイスしますが、後の2枚は「気が済むまで」磨いていただきます。
どれくらい磨きたいかは、人それぞれだからです。

ふたりは最初、どんな力加減でどう磨けばいいか分かりにくいようでした。
目安になるように、表面をマジックで塗り潰して、マジックが無くなるまで磨いていただきました。

彼女は磨いていると、どこが磨けていてどこがまだなのかわかるように。
指輪を支える左手が痛くなるほど、がんばって磨いてくれました。

彼は、彼女の指輪が小さく、ご自身の指が邪魔してどこを磨いているのかあまり見えないようでした。
見えないから、力を込めてギュギュっと全体的に磨いてくれました。
気付いたらピカピカになっていたようです。

手を真っ黒にしながらピカピカの指輪が出来上がりました。

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