ふたりで手作りした結婚指輪。
プラチナ地金からの制作です。
oval(平)にヘリンボーンの様な模様をタガネで入れました。
つや消し加工も施しました。
お互いの指輪を作り合いました。
このヘリンボーンの模様、なかなか難しいんです。
間隔がまちまちになったり、V時の先端が真ん中ではなくズレたり。
結果的には全てが味になりますが、整った様に作りたいと思うと、なかなか大変です。
タガネで模様を打つ時、パートナーは地金が動かないように支えてあげます。
かなりの力が必要で、支える指にヘリンボーンの跡がついていました。
それだけ一生懸命支えてくれたんですね。
力加減とタガネを打つ時の癖、どれくらい間隔を空けるかで、雰囲気の違う指輪が出来上がりました。
彼女は雪が降る日に生まれたのだそう。
制作いただいた日も雪が舞っていました。
雪を見るたびに、ご自身の誕生と入籍、そして指輪を作った事を思いそうですね。
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