ミル打ちを施した結婚指輪

ミル打ちを施した結婚指輪ブライダル

ふたりで手作りした結婚指輪。
プラチナ地金からの制作です。

oval(平)をピカピカに磨き、オプションで職人がミルを打ちました。
お互いの指輪を作り合いました。

ovalがいいかなぁ、と最初からおっしゃっていました。
ミル打ちのサンプルを見て、
「ミル打ち、こんなに良いんだね。画像よりもずっと良い!」
とミル打ちを入れることに。

彼は彼女の指輪をサクッと磨いていました。
彼女は幅広の彼の指輪を少しずつ少しずつ、着実に磨きます。

彼女を待っている時、最初は「早く磨き終わってー」なんておっしゃっていた彼ですが、細目ではどうしても幅の真ん中は光らない部分があったよう。
そこを磨くには粗目に戻らなくてはいけません。
せっかく細目に進んだから、戻るのは勇気が要ります。
彼女を待ってる時間もあるし、と粗目に戻って磨き始めました。
「すごく削れるわ!」
何度も細目と粗目を行ったり来たりしながら、ピカピカに磨いてくれました。

彼女は彼の幅広の指輪を少しずつ着実に磨いていきます。
幅広、大きなサイズ。とても大変だったと思います。
出来上がりの記念撮影をする頃には、彼女の左手はプルプルと震えていました。
これだけ一生懸命磨いてくれた結婚指輪。
大切な指輪が出来上がりました。

お受け取りの時にミル打ちとダイヤが留まり仕上がった指輪を見て、「きれい…」と。
気に入っていただけたようです。

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